タイ、6月末まで非常事態宣言延長
【タイ】タイ政府は26日の閣議で、新型コロナウイルス感染症対策で強権的な措置を可能とする非常事態宣言の期限を5月末から6月末に1カ月間延長することを決めた。
タイ政府は3月26日に非常事態宣言を発令し、夜間外出禁止、県間移動の原則禁止、混雑するイベントや集会の禁止、入国規制といった措置を導入した。こうした措置は段階的に緩和、解除されたが、感染第2波の懸念があり、非常事態宣言の延長が必要と判断した。
26日までにタイ国内で確認された新型コロナウイルスの感染者は3045人で、このうち57人が死亡した。新規の感染報告は5月に入り1日0人から数人程度にとどまっている。野党や反政府グループは、政府が非常事態宣言を反対派の抑え込みに使っているとして、延長に反対していた。タイ、6月末まで非常事態宣言延長 | newsclip (ニュース、政治のニュース)
新規感染者は1桁続きなのに…タイの非常事態、なぜ再延長?
【バンコク川合秀紀】タイ政府は26日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月末から発令中の非常事態宣言について、6月末まで1カ月間延長することを決定した。延長は2回目。活動制限を義務づける法的根拠として、プラユット首相に権限が集まる非常事態宣言が必要と判断した。最近の新規感染者数は1桁が続いており、野党などは「権力維持のために宣言を政治利用している」と批判を強めている。
26日の新規感染者は3人で、累計3045人(死亡者57人)。新規感染者は4月下旬から1桁が続き、ゼロの日も多い。だが政府報道官は26日の記者会見で「国民の安全のため非常事態宣言の延長は必要」と強調。別の高官も「(国民の活動を)制御するのに他の法律より宣言の方が適している」と述べた。
非常事態宣言は当初、4月末までの1カ月間だったが、5月末まで延長された。政府は宣言を再延長する一方、5月以降は飲食店内での食事提供の再開や夜間の外出禁止時間の短縮など制限を一部緩和。6月には営業再開の対象業種をさらに広げる方針だ。
非常事態宣言下では経済活動の制限に加え「虚偽または人々を不安にさせる情報の流布」や「感染の恐れがある密集や治安悪化につながる集会」を罰則付きで禁じる規則が定められ、表現の自由が厳しく制約されている。
2014年の軍事クーデターから6年となる今月22日、バンコクの街頭で抗議しようとした活動家2人が宣言に伴う集会規則違反容疑で逮捕された。同規則による逮捕は初めてとみられる。
その1人のアヌラック氏(52)は保釈後、西日本新聞の取材に「抗議活動は小規模で感染拡大や治安悪化につながらない。現状は国民を抑圧するクーデターと同じだ」と批判した。
最大野党のタイ貢献党も記者会見で「新規感染者は非常に少なくなっており、自由を制限する非常事態宣言は早く解除すべきだ」と主張している。新規感染者は1桁続きなのに…タイの非常事態、なぜ再延長?|【西日本新聞ニュース】
考え方も、思うことも、人それぞれです。
観光業に携わる僕にとっては非常事態宣言延長が6月末、7月末、8月末になってもあまり気にならないというか、マイペンライ精神というか、気長に待つことも出来ます。
それに、世界中を快適に移動出来る飛行機、国際線がほんの少しづつ動き出すのは11月以降だと思っております。年内はプーケットへ訪れる旅行者もほんのわずかですからね。
まあ1日も早く解除されることが国際空港再開に繋がるとは思いますが。
ただ、残念なのは長距離バスです。しばらくプーケットでの仕事を休み、帰郷したいタイ人も多いはずです。
つい先日、6月1日よりバンコク〜プーケット長距離バス運行開始っとニュースを見た時は「良かったな〜」「これで帰郷できるな〜」っと。
ミニバスでの乗り合いで行く手段もあるらしいですが、値段も高いらしいです。
「キットゥン・バーン」「キットゥン・メー」でしょうね。
長距離バスは運行して欲しいです。
っと、収入がゼロでも、どんな時でもマンゴスティンは美味しいですけどね。
お帰りの際にぽちんと応援ください。
プーケットしまかぜ案内人