プーケット生活

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プーケットでマラソン、初めてのPhukethon2017

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Phukethon2017

数あるブログの中からご覧くださってありがとうございます。

2017年12月10日(日)インターナショナル・マラソン・イベント「Phukethon2017」人生初のフルマラソンを楽しんできました。

目次

1 大会1週間前
2 初めての42,195km
3ラグーナマラソンに向けて
4ベテランランナーの皆さまへ
5Phukethon2017のまとめ

大会1週間前

僕のプーケット島暮らし、基本的に1日2食生活です。起床は3時45分、5時半までに水1Lを飲み2回の排泄後に走り行きます。朝食は豆乳を1杯、お昼ご飯までは何も食べないようしております。そんな僕が突然1週間後の長距離マラソンに向けて1日3食にするのですから、とても大変でした。

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たくさん食べたうどん

特に朝食、たった1杯のうどんを食べるのが苦しかったです。3日前からは豆乳を飲み、その他にうどんを頑張って食べました。そして4時間後にはお昼ご飯です。『なぜ1日3食食べるのだろう?』『これは不健康だな』っと思いながらも『これもフルマラソンの為だ!』っと自分なりに頑張りました。スタミナ不足で完走できないのは辛いですからね。

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毎週土曜日がアルコールの日を決めている僕、大会の前夜は飲めないので木曜日の夜に前倒しにしてアルコールナイトでビールやチップスを食べたのも失敗でした。ほんの少し生活リズムがズレたような気がします。

1週間前からは走り過ぎに注意と言うことで20kmを1本、10kmを1本走り、(水)(木)(金)(土)の4日間は軽くウォーキングをした程度で走るのは控えました。特にこの4日間は先輩ランナーの皆さんがおすすめするうどんやパスタ(炭水化物)を食べてパワーを蓄えました。

初めての42,195km

12月10日(日)真夜中の2時半集合と言うことで我が家を1時45分に出発。集合時間より早めに現地到着しないとちょっと落ち着かないと言うか、時間厳守が気になってしまうのです。この島に住み来年で23年、もうすっかりタイ人であり、プーケット人になってしまった僕。でも心は日本人なのです。時間を守ることは大切なことですね。でも実と言うとワクワクドキドキ感も絶頂で集合時刻より早く到着しないと気がすまなかったのです。

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マラソン大会「Phukethon2017」

スタート地点は地元タイ人のデートスポットでもある「サパンヒン公園」です。思ったより早く到着してしまい、「Phukethon2017」のボランティアスタッフの姿が多く、肝心なランナーの姿もなく僕1人だけ。確かスタートは3時、フルマラソン参加メンバーは何時に到着するのだろう?っと思いながら公園内をフラフラするのです。この日の朝はやたらトイレが近く、出発前に普段の習慣で水を1,5L飲んだことを後悔するのです。星がキラキラと輝く公園内の片隅で男性だから出来る技を4回も使ってしまいました(笑)

2時半が周り続々とランナーが集合。筋肉の固まりのような足、スリムでカッコいいタイ人を見ると「お、タイ人やるな!」っと見直してしまうのです。

よし!タイ人に負けないように頑張るぞ!っと意気込む反面、自分の実力、5時半を丁寧にニコニコペースで走ることを忘れずに!忘れずに!っと言い聞かせるのです。

初めてのプーケットでフルマラソン参加の僕、経験豊富な人達の空気、燃えるようなオーラーに吸い込まれてしまうと大変なことになります。例えハーフの約20kmまでは付いて行けても間違えなくそのあとはガス欠、足が痛くなり、動けなくなることがイメージ出来るのです。人間は出来ること、出来ないことをきちんと見極めることも大切ですからね。

僕の実力は5時間半、頑張って5時間10分を目指すこと。そして毎年6月に開催されるラグーナマラソンで4時間50分以内で走りきることが僕の今現在の目標ですからね。

いよいよスタート

3時の予定がスタートは3時半、うん?おかしいな?っと思いながらも「10、9、8、7・・・」っとスタート!ドキドキワクワクしながらの42,195kmの始まりです。

ミラン諸島のダイビングクルーズでジンベイザメに遭遇した時は興奮してアドレナリンが出たことがあります。その時の興奮に負けないぐらいのドキドキ感、最近味わっていない喜びです。5時間30分のペースランナーの後ろを陣取りペース掴みます。サパンヒン公園からタイ人に人気のファミリーレストラン『バーンカノム』を超え、そしてチャロンサークルまでの道のりは平均7分30分ペースで走りました。各2k地点にお水やスポーツドリンク、バナナやスイカもあるので栄養補給はバッチリです。

ここからプーケット最南端岬(プロムテープ岬)までは約9kmです。ペースランナーより少し早めの7分前後のペースで走ります。ラワイビーチに到着するまでの道のりは緩やかなアップ、ダウンです。普段車で走っている時はそれ程感じない斜面、いざ走ってみると僕にとっては激しく、重く感じるのです。

星空の美しさに感動

ふと見上げると満点の星空、キラキラと輝く南国の星って綺麗ですね。そしてタイ人のボラティア女性の笑顔も可愛く「スースーナカー」(頑張って下さい!)っと囁かれると「よし!頑張るぞ!」っと意気込んでしまうのが単純なオスですね(

ラワイビーチに到着すると僕の好きなニキータズレストラン、サラロイシーフードを左手に見ながら薄暗いラワイビーチ通りをニコニコペースで走ります。ここの通過すると困難な山道がやってきます。最南端岬への急斜面は腕を大きく振り、スロージョギングです。絶対に無理はしない!絶対に走らない!っと追い越されても気にしないように心掛けました。

超初心者ランナーの僕、「気にしない、気にしない」っと思ってもやはり横から抜かれるのは気分の良いものではありません。悔しいですね。でも「チャイジェンジェン」(落ち着いて、落ち着いて)っと自分に言い聞かせるのです。

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真夜中に最南端岬はとっても気持ち良く、星空が本当に美しかったです。ゆっくりと海を眺めたくなる瞬間。この地点で約20km、あと半分です。30km地点までは絶対にニコニコペースで走れる自信はありました。約7分前後ペースを守ればひょっとして4時間台で到着できるかな?っと思ったのもの事実です。これが今回の最大のミス、スタート時は5時間30分以内で確実に走ることが今回のゴール達成でした。ところが人間は欲望の固まり、初めての参加、おまけに初心者ランナーであることを忘れてしまうのです。っと今となっては良い反省材料ですね。

最南端岬からの下り坂、無理をすると膝に負担が掛かると言う金哲彦(プロ・ランニングコーチ)さんの教えは頭に入っている僕。この教えはBS1の番組『 ラン×スマ 街の風になれ』で習得しました。

僕、なんとなく見ていただけなんです。フルマラソンに出るつもりもなく、ただボーッと見ていただけなのです。でも本当に役立ちました。オススメです。この場を借りて金さんありがとうございます。

この坂を下り終えればあとは直線です。もちろんゆっくり、ゆっくりのスロージョグングです。ビーチ通りは順調に6分50秒前後、この地点での疲れは全くなく、もう絶好調でした。このあとは前半で少し苦しかった緩やかなアップダウンを越えればゴールまで一直線です。っとこんなこと考えるのが大間違えですよね。

毎2kmでのスポーツドリングも美味しく、水分補給もバッチリ。緩やかなアップダウンもそれほどペースを乱すことなく楽しく通過です。行きは真っ暗だったチャロンサークルも帰りはすっかり明るくなり、渋滞も激しく全く雰囲気も違っていました。ここから目指すは『バーンカノム』予定ではこの付近で僕の応援団が待機しているはず?(笑)

応援団登場

いました、いました、妻と娘が笑顔で応援しております。やはり応援してくれる人がいるのは嬉しいことです。

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プーケットでマラソン大会出場

30km地点でも足の疲れもなく、ペースも順調です。妻、娘に笑顔で手を振り、しばらくするとSさんファミリーまでも待機。

僕が4月から始める新しい仕事のサポートをしてくれる心強いファミリーです。本当に本当に嬉しかったですね。WIN WINの精神で彼とモーレツに頑張り、一緒に駆け上がろうと思うのです。大好きな仕事、もっともっと楽しもうと思うのです。

あと約12k、このまま走れば!っとかなり自信マンマンになったのは事実です。『魔の30km』や『30kmからは足が疲れる』とブログなどで伝えている方が多かったですが、僕は大丈夫だな!っと何を間違えたのか、思ってしまった僕。

魔のラーマ9世公園

プーケットタウンに入るラーマ9世公園付近で突然襲ってきました。足が痛く、重くてスロージョギングも辛く、腕も大きく振ることも出来なくなり、走っては歩き、また走り、歩きの繰り返しです。タウンの朝、日差しも強く、バイクや車も多く、真夜中に走るのとは全く違います。交通渋滞の横をただ1人で走るのは変な感じですね。後ろを振り返っても遠くに数名姿が見える程度です。きっともう少し早く走ることが出来ればグループに混じってこのタウン内を走ることが出来たような気がします。と言っても難しいですけどね。

ラーマ9世公園から一つ目の交差点までもとても遠く、交差点を右に曲がりバンコク通りのある三叉路も遠いのです。バイクや車だとあっと言う間の距離なのですが、すっかりペースもダウン、足もガタガタな僕にとっては長い、長い道のりでした。さらにオールドタウン内も大渋滞、バイクも多く、排気ガスの多さに驚きながらのプーケットマラソンも貴重な体験。

長かったオールドタウン

プーケット生活で大好きな写真、デジイチ2台持って歩くパンガー通り、『The Memory at ON ON HOTEL』の前をスローペースでのジョギング、リヤカーをつけたバイクのエンジン音がやたら耳障りになるのです。

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2017年プーケットマラソン大会

そしてただいま人気上昇中のタラン通り、道路も大会の為に完全に閉鎖されているので足は痛くても気分良く走ることが出来ました。ここからの約4kmが長かった、本当に長かったです。たかが4km、されど4km、キツかったですね。

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初めてのプーケットマラソン

時計塔のあるサークルからイミグレーションオフィスを超えて、サパンヒン公園までの直線、この通りに入りやっとゴールが見えてきました。あと少し、あと少しっと思いながらとにかくニコニコ笑顔で!っと意識してのスロージョギング。

嬉しかったゴールイン

10km、ハーフを終えたタイ人が「頑張って!」「あと1kmです!」の掛け声がとても嬉しく、温かく感じました。

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初めてのフルマラソン、完走

ゴールには妻、娘、そして16年間一緒に仕事をしているスタッフのマコト氏の3人がお出迎え!言葉で伝えることが出来ない達成感、満足度、感動を味わうことが出来ました。

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タイ人ランナーと吉本興業の芸人さん

タイムが5時間24分、ニコニコ笑顔でゴール達成。フルマラソン参加者は640人、僕の順位は330位でした。大変よく頑張り、大変よく楽しみました。そしてますますマラソンにハマってしまいました。次回は4時間台を目指したいと思います。ピアノ、写真、そしてマラソン、僕の趣味、本気でもっと楽しもうと思います。

ラグーナマラソンに向けて

初めての大会はドキドキワクワクの中での34km、そして残りの約8kmはニコニコ笑顔も少し大変でした。スタート時は5時間30分以内でゴールに到着することが目標だった僕、途中で過信してしまい「ひょっとすると4時間50分前後で行けるかも?っと思ったのが完全にミスです。

今現在の力を知っていながらが「もしかすると?」っと実力以上のことを目指したのがダメでしたね。きちんと安全に快適なペース配分を守って走っていれば5時間5分前後でゴールできたかも知れません。今振り返ると20km地点から33km地点までの約13kmが後悔しております。「大丈夫だ!」「行けるぞ!」っとペースを上げなければ・・・っとマラソン初心者ながらに思うのです。そして悔やまれます。とても良い経験をしました。

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プーケットラグーナマラソン

次の挑戦は毎年6月に開催されるプーケットラグーナマラソンです。今回と同じくグッタリではなくニコニコ笑顔で5時間以内が目標です。ニコニコ笑顔でなくてはダメです。疲れきってのゴールは苦手ですからね。5時間のペースランナーにきちんとついて行けるように頑張ろうと思います。

その為には練習が大切、今まではただ毎朝好きな音楽を聴きながら汗を流し、気分爽快な10kmマラソンでした。好きなスタイルで走る、南国の朝ですから、好きな音楽を聴いたり、英文法のオーディオブックを聴きながら走るのも大切だと思っております。その楽しいスタイルの他に週に2回は真剣にフォーム、呼吸、タイムを意識しながら走ることが大事なことにも気づきました。

僕が走る時間帯は早朝、5時半からの約80分間です。これからは炎天下のお昼過ぎに走ったり、ビーチジョギングを取り入れたり、人気観光スポット「ビックブッタ」までの急斜面を歩いたり、色々な練習方法を考えながら楽しもうと思うのです。目指せ!楽々ペース&ニコニコ笑顔で4時間50分、頑張ります。

ベテランランナーの皆さまへ

日本だとマラソン、ランニングの講習会があり、羨ましい限りです。参加できるので有れば参加したいなといつも願わぬ事を考えています。マラソンへの情報やアドバイスをお持ちのベテランランナーさんがプーケット にお越しの際は僕にこっそり情報を教えて頂きたいです。冗談ではなく本当にお願いします。大会前にベテランランナーさんがプーケット に旅行でいらっしゃるのであれば、是非一緒に走りましょう。いやいや、走り方を教えてください。大会本番もサブ5を狙う方は僕と一緒に走りませんか?

Phukethon2017のまとめ

吉本興業、MCIPホールディングス、MOVE ASIA社などの協業により、スポーツと観光を組み合わせたスポーツ・ツーリズムとしてプーケットで初めての開催。12月10日は約6,600人が参加、フルマラソン参加者が640人、ハーフ参加者が約2,000人、10kmファンランが約4,000人でした。フル参加者が少ないように感じました。フルのハーフのコースが違うのが難点、ボランティアスタッフの確保もとても大変だったと思います。

真夜中からのお手伝いで大変だと思いますが、給水所でウトウト寝ているスタッフや交通整理の警察官を椅子に座って完全に寝ている姿を見ると、タイだな(怠惰な)と感じます。彼らは完全なるオールで仕事をしているのでしょうからしょうがないと言えばしょうがないですが、他の国際マラソン大会でもこんな光景を見る事が出来るのでしょうか?疑問点が多い初のマラソン大会です。

マラソン大会中の信号待ちをする事があるのでしょうか?遅い僕がいけないのでしょうが、まさか、大会中に信号待ちで待たされるとは、ペースでが崩れます。もう一つ、こちらは危ないと思ったことですが、マラソン大会中の道路でバスが突然で交差点に進入し僕らの方にめがけて走ってきました。これにはさすがに驚きましたし、本当に危険です。結局ランナーである僕らが道を譲りました。こんなに事が他の大会でもあるのか、僕よりも凄いエピソードをお持ちの方は是非教えて頂きたいものです。

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Phukethon 2017 マラソン大会プーケソン by プーケットしまかぜ案内人

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