プーケット生活

プーケット田舎暮らしも27年、毎日が心地良いです。

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『オリンピックよりこれから国を支える高校生に目を向けて欲しい!』が重かった♪

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日曜日の朝、朝寝坊の日曜日です。普段より1時間ゆっくりと5時まで寝ました。週に1度ぐらい目覚ましのない朝を迎えても良いと思うのですが、やはり起きてしまいます。ゆっくりと寝るのは1年間に数回で良いかな?っと思うのでもあります。まだ若いですからね 気持ち良く走りたっぷりと汗を流した後に頂く珈琲と豆乳が美味しいこと、美味しいこと。この瞬間が僕にとってはとても心地良いのです。

僕が住むプーケットはとても呑気な南の島です。バンコクと違って工業地帯も無く、ホテルを除き大きな建物や巨大ビルもありません。ゆるやかな時間が流れる南の島ですが、凄い格差社会です。上流階級、中流階級下流階級と完璧に3段階に分かれています。タイランドに住み22年、この格差社会に慣れるまでには時間が掛かりました。住んでいるエリア、乗っている車や学校、職業などで物差しで測ります。これはきっと日本も同じですね。そして各階級同士の付き合いを深く知らなかった頃は苦労した事もありました。

先週の日曜日の夜、NHK特集『子供の見えない貧困』を見ました。妻、そして6歳の娘とじっと見入ってしまいました。とても驚いたのが6人に1人の子どもが相対的貧困状態にあるらしいです。本当でしょうか?ただ問題なのはその状態は見えにくいらしいです。

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確か中学生だったと思います。男の子はシャツは全てお姉さんのお下がり、当然女性用のシャツですのでボタンの向きが違います。本や辞書は全て祖父から受け継いだ物ばかり、新しい本も買えない状態でした。『本当かな?』『やらせじゃないのよね?』っと夫婦で話すのです。6歳の娘が『このお兄ちゃんはお金が無いの?』っと質問するのです。きっと理解出来ない事だと思います。

ある小学生は学校が終わると家に帰り家事を手伝っていました。掃除、洗濯、食事の準備までまだ幼い女の子が頑張る姿は目に余るものがありました。本当なんでしょうか?本当になんですよね?

そして週4回のアルバイト代から生活費を助ける女子高生、大学に行きたいけど母親に打ち明ける事が出来ない辛さ。

最後には奨学金を借り大学受験を目指す女性、学校内での成績もとても良く努力家。夢を叶える為に頑張りたい!っと。奨学金の第一次受け取りより前に入学に必要な約70万円が払う事が出来ないのです。学校の先生にとっても辛い相談ですよね。貸せないお金ではありませんが、一人の生徒だけに貸す事も出来ませんしね。

奨学金と言えども日本学生支援機構からの借金です。上限利率は3%と規定されております。これは、“どれだけ日本の市場金利が上がっても奨学金の利息は3%を超えることがない”という意味ですね。でもやはり3%は少々高いと思うのは僕だけでしょうか?

最後にこちらの女性が『オリンピックよりこれから国を支える高校生に目を向けて欲しい!』の言葉がとても重かったです。

www.shimakazephuket.com

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