プーケット生活

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嫌われる勇気

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僕の両親は年金暮らしです。父は83歳、母は76歳、すっかりお年寄り、おじいちゃんにおばあちゃんですね。

っと理解していても僕にとっては父親であり、母親なのです。

海外生活が長い僕、以前は頻繁に両親と会って話をしたりすることも難しかったです。2015年からは仕事も落ち着き家族で一時帰国する度に食事をしたり、墓参りに行ったり、1泊2日の温泉旅行へも行ったりしております。

1961年、国民年金がスタートした年、まさに高度成長期、仕事を頑張れば結果が出た時代、認められた時代ですね。その時代を夫婦で頑張って両親、今の日本国を心から感謝しています。夫婦で細々とですが、暮らせるもの年金のお蔭、そして医療が1割負担、都バスや地下鉄も無料ですからね。都内に住むと充実したサービスを得る事にも大感謝しているのです。

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さて日本旅行へ行く度に必ず、必ず母親と口論になるのです。喧嘩ですね。

海外に住んでいる僕、日本国、日本人を良い意味でも悪い意味でも客観的に見る事が出来ます。

母親に『日本もタイのように格差社会になってきているね。』っと話すと『皆で同じで一生懸命仕事をしているから大丈夫!』っと言うのです。

『一生懸命働いても努力が報われない人も多いよね』っと話すと。

『大丈夫!会社が守ってくれるからね!』『何を偉そうに言っているの?』っと今にも怒り出しそうになります。

妻には『日本にしか住んだ事がないんだから仕方がないでしょ~、お母さんを口論したらダメだよ』っと言われます。

そうだよな~ 感覚が違うんだよな~っと反省するのですが、また会うと違う内容でも口論になります。本当に困ったものです。

妻が『日本経済や日本の格差社会に付いて話をしなければ喧嘩にならないよ』『仲良くしないとダメだよ!』っとアドバスをされるのです。

上手に付き合っていきたい出来る限りの親孝行をしたい、っと僕の両親、そして世話になっている妻の両親への思いは強いのです。

そんな時に出会った1冊、『嫌われる勇気アドラー哲学ですね。僕は全ての考え方、哲学を取り入れたいとは思いません。

アドラー氏が人生で一番の悩み、問題は全ての対人関係である。っと熱く語っている章があります。そして難しいのは家族との関わり方、とも伝えています。じっくりと読み、また悩んだら読み、トラブルになりそうなったら読むようにしいます。

日本旅行へ行く度に妻が『アドラー哲学だよ!』っと微笑むのです。お蔭で僕の両親、妻の両親とも上手に付き合う事が出来ています。親だからこその線引き、心遣いが大切だとつくづく思うのです。僕にとっては感謝の1冊ですね。

 

www.shimakazephuket.com

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